はじめに
「高収入のフリーランスエンジニアになりたいけれど、何から始めればいいのか全くわからない」と感じているあなたへ。その悩みを解消し、明確なアクションプランを手に入れることができます。
私自身、完全未経験からわずか2年1ヶ月で月収112.5万円を実現しました。この記事では、その実体験を元に「最短でフリーランスエンジニアになるためのステップ」を具体的にお伝えします。
目指す職種は、フリーランスエンジニアの中でも需要が高く、未経験からでも挑戦しやすい「フロントエンドエンジニア」です。これからあなたも、この職種を目指して最速でキャリアアップを目指しましょう!

年収1000万のフリーランスエンジニアになるためのロードマップ
「年収1000万のフリーランスエンジニアになりたい」と考えているあなたへ。まずは、基本的なスキルをしっかりと身につけることが大切です。以下は、そのための最初のステップをご紹介します。
Step1:HTMLとCSSを学習して、画面に表示させよう
フリーランスエンジニアとしての基礎を固めるためには、まずHTMLとCSSを学びましょう。
HTMLは、ウェブページやアプリにテキストや画像を表示するための基本的なマークアップ言語です。
CSSは、ウェブページのレイアウトやデザインを変更するためのスタイルシート言語です。
これらの技術は、すべてのウェブサイト制作の基本となるため、最初にしっかり学んでおくことが重要です。
学習手順
1. HTMLの基本タグと構造を理解する
2. CSSを使ってページのレイアウトとデザインを調整する
3. 実際に小さなウェブページを作成し、実践力をつける

目標
この「HTML & CSS 模写コーディング用サイト」は、Web制作の基礎を身につけたい方に最適な教材です。
このサイトを完全に模写できれば、HTMLとCSSの独学スキルとしては十分なレベルに到達できます。
独学がうまくいかない場合
独学でなかなか成果が出ない場合は、焦らず学習方法を見直すのも大切です。以下の記事では、プログラミング独学に挫折したときの対処法を紹介しています。モチベーション維持にも役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

Step2:JavaScript を学習して、Webサイトに動きを加えよう
HTMLとCSSの基礎を終えたら、次はJavaScriptで「動き」のあるサイトを作れるようにしましょう。JavaScriptを使えば、以下のような動作が可能になります
- クリックでページ最上部までスクロール
- スクロールでモーダルを表示
これらの機能は、ユーザー体験(UX)を向上させるうえで欠かせません。JavaScriptを使いこなすことで、より魅力的で実用的なWebサイトを制作できるようになります。
学習手順
この記事では、JavaScriptの効率的な学習方法を、実務経験のあるエンジニアがわかりやすく解説しています。これからJavaScriptを学び始める初心者の方におすすめです。

目標
このサイトを模写できればJavaScriptの独学レベルのスキルは十分です。
基礎を学んだら、次は模写コーディングに挑戦してアウトプットを増やしましょう。実際のサイトを模写することで、コードの書き方・考え方が自然と身につきます。
独学がうまくいかない場合
挫折しないためのヒントが詰まった記事です。ぜひ参考にしてください。

Step3:Reactを学習し実践的なフロントエンド開発をしよう
JavaScriptの基礎をマスターしたら、次は React(リアクト) を学びましょう。Reactは現在のフロントエンド開発において非常に人気があり、企業からのニーズも高いフレームワークです。
Reactを使いこなせるようになると、Webアプリケーション開発の幅が一気に広がります。難易度は少し上がりますが、それに見合った市場価値が得られます。

学習手順

目標
このアプリを模写できればReactの独学レベルのスキルは十分です。
楽天トラベル施設検索APIを利用しています。
独学がうまくいかない場合

Step4:ポートフォリオを作成する
実務未経験の場合、実力を証明するアプトプットが必須です。
オリジナルアプリを作成し、転職先へ公開しましょう。

ポートフォリオの作成方法

上記のようなアプリ作成のチュートリアル教材を利用しましょう。
そのまま企業に提出すると印象が悪いです。
オリジナルの機能やデザインは必ず追加実装しましょう。

ポートフォリオの作成がうまくいかない場合
ポートフォリオ作成につまづいたら、メンタリングサービスを使うのもありです。
実務経験豊富なエンジニアが、ピンポイントでアドバイスをくれます。
Step5:正社員エンジニアになる(月収25万)
正社員はスキルやキャリアを0から築くのに最適です。
「本当にエンジニアとしての実務経験が獲得できるのか?」ということにのみ注意しましょう。

転職の手順
手順1:面接対策

手順2:実務未経験可のIT専門エージェントに複数登録
カウンセリングを通して、業界について勉強することができます。
履歴書や職務経歴書などの指摘もしてもらえるのでおすすめです。
実務未経験NGのエージェントもあるので注意しましょう。
検索ワードは「React フロントエンドエンジニア」です。
手順3:求人を探す

転職がうまくいかない場合
転職活動が難航した場合は、インターンかアルバイトでのスタートを検討しましょう。
半年程度現場経験を積めれば、そのまま正社員に昇格できる可能性が高いです。
ITの実務経験が全く積めない会社に入社するのだけは避けましょう。

転職に成功したらその現場で獲得すべきもの
・1年間の実務経験
・linterやformatterの使用経験
・gitを利用したチーム開発の経験
・バックエンドやデザインの知見
・モジュールバンドラーの知見

Step6:フリーランスエンジニアになる(月収50万)
「1年間の実務経験」という大きな壁を超えると、市場価値は飛躍的に上がります。
フリーランスは単価も高く、よりレベルの高い仕事を任せてもらえる可能性が高いです。

転職の手順
フリーランスエンジニア専門のエージェントに登録しましょう。
エージェントによって単価が20万円以上変わることも普通にあります。
必ず複数登録し、正しい知識を身につけましょう。
転職がうまくいかない場合
なかなか月単価50万円の案件が見つからない場合があります。
その場合は、今いる会社に残るのが良いです。
エンジニアは3年までは自動的に市場価値が上がっていくので、時間をおいてチャレンジしましょう。
また、その間に社内で市場価値向上につながりそうな仕事があれば、積極的に受けましょう。
転職に成功したらその現場で獲得すべきもの
・2年間の実務経験
・TypeScriptの経験
・パフォーマンス改善の経験
・テスト経験
・3年間の実務経験
・要件定義の経験
・設計の経験
・技術選定の経験
・リーダー経験


Step7:単価を上げる(月収80万)
実務経験が2年になれば、市場価値がさらに向上しています。
単価交渉か現場移動によって単価が上がる可能性が高いです。
方法
・今働いている会社で単価を上げてもらうように交渉する
・他社へ転職する
・半稼働の会社2社で働く
