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フロントエンドエンジニアとは?メリット、デメリットとその対策、向いている人などを徹底解説!

目次

はじめに

今回はフロントエンドエンジニアという職業について解説します。

自分がどんな働き方が向いているのか、判断する際の参考になれば幸いです。

フロントエンドエンジニアとは

主にWebデザイナーが作成したデザインを画面に表示できるようにコードに落とし込む仕事です。

デザインとデータの橋渡しをするため、その両方の知見が求められます。

【一般的なアプリ開発フロー】
①Webディレクター(営業担当)がクライアントに要望を聞く
②Webデザイナーがその要望をデザインに落とし込む
③フロントエンドエンジニアがデザインを画面に表示させデータベースにデータを送信
④バックエンドエンジニアが受け取ったデータを整理し、データベースに保存
⑤インフラエンジニアが構築したサーバーにアプリを公開
⑥QAエンジニアがバグがないか確認する

フロントエンドエンジニアに必要なスキルや知見

Html, CSS, JavaScriptを使用した画面の作成

これが主な仕事です。まずは一般的なホームページなどを模写できることを目指しましょう。

Webデザイナーとしての知見

デザインの知識が全く不要というわけではありません。
Photoshopのようなデザインツールから、色や大きさを取得できるくらいの知見は必要です。

バックエンドエンジニアとしての知見

バックエンドの実装ができる必要はありませんが、会議で置いていかれないくらいの知見は必須です。
データ構造についてフロントの意見を求められることもあるからです。

フロントエンドエンジニアのメリット

作業がビジュアルで楽しい

アプリ開発の段階で一番「作ってる感」が味わえるのがこの職業の魅力です。

何も表示されていないブラウザにボタンやフォームなどが次々と作られていく作業は、ビジュアルで達成感があります。

「すごく使いやすくなりました!」などのユーザーの喜びの声をダイレクトに感じれるのもこの職業の魅力です。

データやマシンのエラーと向き合い続けるのが苦手な人にもおすすめです。

②参入障壁が低い

「作業が簡単」とは言いませんが未経験の方でも参入しやすいです。
バックやインフラと違い、ミスをしても企業に対して致命的なダメージを与えることはほとんどないです

そのため新人の方が任されやすいポジションでもあります。

ライバルが多くなりやすいというデメリットも認識しておきましょう。

③市場価値が上がるのが早い

市場価値が「高い」のではなく「上がるのが早い」というのがポイントです。
フロントエンドは他と比べ、学習範囲が狭いです

1人前になるために必要な知識や経験が比較的少量です。
短期間で一人前と認められるのです。

フロント、バック、インフラで最速で年収1000万にたどり着くのはフロントエンドエンジニアです。
ただバックやインフラと違い、5年続けても2000万を目指せる職種ではないです。
そのため、追い越されるのは時間の問題です。

「手っ取り早く高収入が欲しい」という人にはフロントはおすすめです。

④下剋上しやすい

フロントエンドの世界は技術の移り変わりが最も早いと言われています。
経験年数は長いのに最近のトレンド技術に疎いエンジニアが結構いるのです。

最近のトレンドに疎いベテランエンジニアが面接で落ちることがあります。
最近のトレンドに詳しい新人エンジニアが採用されるケースは珍しくありません。

フロントエンドは「努力家の新人」が報われやすい場所です。

下克上しやすいということは、下克上されやすいということです。
もしベテランになった際には、常に勉強を怠らない努力が必要です。

⑤深刻なバグが見つかりやすい

インフラエンジニアは責任が非常に重いです。
もし大規模なサービスのサーバーがダウンしてしまったとします。

1分あたり何万円という損失が出てしまいます。
1秒でも早いサーバーの復旧を要求され、会社に寝泊りするシーンも珍しくありません。

バックエンドエンジニアも責任重大です。
万が一データのバックアップに失敗し、お客様の個人情報や課金情報などが失われてしまったら大問題です。

フロントエンドエンジニアは深刻なミスに繋がることは稀です。
作業内容がビジュアルなため、深刻なバグはテストの段階で大抵見つかります。

他と比較すると精神的なプレッシャーが少ないのはこの仕事の魅力の一つです。

⑥キャリアプランが豊富

フロントエンドエンジニアの仕事は「デザインとデータの橋渡し」です。

会社によってはフロントエンドエンジニアがデザインを一部担当することがあります。
デザイナーとしてのスキルが身につきます。

データの整理なども任されることもあります。
バックエンドエンジニアとしてのスキルが身につきます。

クライアントの相談に乗りUIの提案を行うこともあります。
ディレクターとしてのスキルが身につきます。

こんな風に幅広い業務を経験できるため、自分の向き不向きを探しながらキャリア設計が可能です。

特に希望がなければ、フロントエンドエンジニアになってみるのがおすすめです。
それから自分に合った職業を模索しキャリアチェンジできるからです。

フロントエンドエンジニアのデメリット

市場価値が不安定

技術の移り変わりがとても早いため、3年後には使用している技術の市場価値が大幅に下がることもあります。

参入障壁が低く、新たなフロントエンドエンジニアもどんどん増えます。
希少価値が下がりやすいのがデメリットです。

【対策】
フロントエンドのマーケットが崩壊した時のために、デザインやバックエンドのスキルも身につけておく

勉強時間が多い

技術の移り変わりが激しいので、トレンドが変更するたびに勉強しなければなりません。
プライベートの時間が奪われてしまうのが、デメリットです。

【対策】
「業務時間を勉強時間に当ててもいいからね」という方針の会社を選ぶ

バックエンドエンジニアになりにくい

「フロントエンドの市場価値が下がったら、バックエンドエンジニアにキャリアチェンジしよう」という発想には注意が必要です。

「フロントエンド→バックエンド」のキャリアチェンジは
「バックエンド→フロントエンド」よりもハードルが高いです。

ベテランになる程、「未経験だけど勉強しながらやってみて!」という機会に乏しくなるものです。
フリーランスなら尚更です。

【対策】
若いうちに、バックエンドのスキルを身につけておく

フロントエンドエンジニアにお勧めな人

実務未経験者

実務未経験者は初期のキャリアで苦労しがちです。
最悪の場合いつまでもまともな実務経験が積めないこともあります。

「下剋上しやすい」「市場価値が上がりやすい」ということを考慮すると弱者が強者に勝ちやすいポジションです。ある程度キャリアが積めれば、バックエンドやデザイナーへの転職もしやすくなります。

手っ取り早く収入が欲しい

他職と比べ、少ない努力で大きな収入が得られる職業です。
高収入ではあるものの不安定であるというリスクは覚えておきましょう。

勉強が苦ではない

エンジニアに限らず、「学び続ける」というのが必要な職業はたくさんあります。
その中でもフロントエンドは特にその素質が必要です。

まとめ

・収入が上がりやすいが、下がりやすい

・実務未経験者でも勝ち上がりやすいポジション

補足

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