はじめに
実務未経験からエンジニア転職を考える際に、色々な働き方を検討するかと思います。
時短で働けるアルバイト、自由時間で働けるフリーランスなど、その形態は様々です。
実務未経験であれば、正社員エンジニアを選ぶことをお勧めします。
今回はその理由について解説します。
正社員エンジニアとは
正社員エンジニアとは雇用契約を結び、無期契約で働くエンジニアを指します。
【よく比較される雇用形態】
フリーランスエンジニア：業務委託契約を結び、有機契約で働く
アルバイトエンジニア：雇用契約を結び、有機契約で働く
実務未経験者は正社員エンジニアを選ぶべき理由
育成を前提として雇用される
フリーランスエンジニアは即戦力として雇われます。
育成しても会社の資産にならないため、実力不足なら契約終了です。
アルバイトエンジニアは育成前提として雇われます。
しかし、飲み込みが悪ければ契約終了にできます。
正社員エンジニアは育成前提として雇われます。
多少飲み込みが悪くても首にできないのが正社員です。
仕事の出来が多少悪くても、多めに見てもらえるのがメリットです。
技術の幅を広げやすい
フリーランスエンジニアは得意分野ばかりを任される傾向にあります。
不得意分野は他のフリーランスに任されるからです。
アルバイトエンジニアは雑用の比率が高いです。
成長案件は正社員エンジニアに回されるからです。
正社員エンジニアは「未経験分野だけど、勉強しながらやってみよう！」といってもらえる可能性が高いです。
正社員のうちに広く浅く技術を磨いておきましょう。
深い技術力をつけるのはフリーランスになってからでも間に合います。
税金や資産運用の勉強に時間を使わなくて良い
フリーランスエンジニアは確定申告の必要があります。
年金や保険に関しても、多くの不安が残ります。
自分で税金や資産運用についての勉強と実践が必須です。
アルバイトエンジニアは確定申告が不要です。
ただ、給与が低いため急な出費などに不安が残ります。
時には他のバイトとの兼業が必要になるかもしれません。
正社員エンジニアは確定申告が不要です。
年金や保険に関してもそれなりに充実しています。
将来の不安や勉強に使う時間が少ないことがメリットです。
余計なことに時間を取られないため、自己研鑽に集中できます。
実務未経験のうちはこれがとても大切です。
正社員エンジニアの内定が獲得できない場合
「実務未経験者は正社員エンジニアを目指すべきなのはわかった！問題は内定が出ないこと！」
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、アルバイトエンジニアからスタートすることをお勧めします。
給与などの待遇は悪いものの、SESで無関係の職に飛ばされるよりはマシです。
半年から一年程度で正社員に登用されることも多いです。
スクールやサロンに通い続けるくらいなら、アルバイトで実務経験を積む
まとめ
実務未経験者は正社員を目指すのがお勧めです。
理由は未経験者が最も成長しやすい環境だからです。
なかなか内定が出ない場合は、アルバイトエンジニアになりましょう。
補足
