はじめに
今回は実務未経験エンジニアの1社目の転職先の選び方について解説します。
転職やキャリアアップの参考になれば幸いです。
エンジニア1社目の転職先の選び方Top5
1位:良質な実務経験を積めるか
エンジニアは1年で月収50万、3年で80万を目指せる職業です。
それがうまくいくかは「1年目で良質な実務経験が積めたか?」これで決まります。
「一社目では修行と称して、無関係の営業職に飛ばされた」
「一社目ではデバッグのような簡単な雑用ばかりやらされた」
これでは市場価値は上がりません。
求人を正確に見極める力が必要です。
「自分はどんな実務経験を獲得したいか?」を明確にしましょう。
2位:雇用条件は最低限でOK
実務経験が1年を超えれば、市場価値も上がります。
リモートや給与、残業量などはある程度選べる立場になります。
逆に実務経験1年未満のほとんどの人の方は、これらを選ぶ余裕はありません。
「良質な実務経験が獲得できるか?」これを満たしているなら、他は多少悪い条件でも飲んだ方が良いです。
1年目で雇用条件にこだわりすぎる
→ブラックSESに騙され無関係の営業職に飛ばされる
→永遠に実務経験が積めない
これが最悪のシナリオです。
一年目は多少残業が多く、薄給でも仕方ありません。
一年目は修行と割り切り、2年目で転職しましょう。
3位:正社員を目指す
フリーランスエンジニアは即戦力採用なので育ててもらえません。
アルバイトエンジニアは育成前提ですが、成長が遅いとクビです。
育成前提で首になりにくいのが正社員です。
実務未経験者が成長するには最適の環境です。
難易度は高いですが、挑戦する価値も高いです。
正社員エンジニアで内定が出ない場合は、アルバイトエンジニアを目指しましょう
4位:SESは避ける
自社でサービスを開発している会社を自社開発と言います。
他社からサービス開発を委託されている会社を受託開発と言います。
他社にエンジニアを派遣している会社をSESと言います。
実務未経験者が一つだけ選んではいけないものがあります。
それがSESです。
・即戦力として派遣されるため育成してもらえない
・エンジニアの実務経験が積める保証がない
・ブラック企業が多い
などリスクが高すぎるからです。
自社開発と受託開発はどちらでも良いです。
事業形態よりも、会社の実態を正確に見極めることが大切です。
フルリモートは避ける
完全在宅勤務の会社はお勧めできません。
サポートしてくれる上司が隣にいないからです。
出社していれば、わからないことがあれば質問しやすいです。
また、仕事を進める際にも不都合が生じます。
対面会議でないと伝わらない情報もたくさんあるので、それによる認識の違いが生まれやすいです。
実務未経験であれば尚更です。
フルリモートの会社しか内定が出なかった場合はせめて、バーチャルオフィスやリモート勉強会などのサポートが充実している会社を選びましょう。
まとめ
・一社目は目先の利益に振り回されずに、一年後の利益に着眼しましょう
・実務未経験の方は「正社員×SES以外×フルリモート以外」を目指しましょう。
・正社員の内定が出ない場合はアルバイトでもOKです。