はじめに
未経験からエンジニアに挑戦する時にはたくさんの面接を受けます。
100社近く職歴書を送っても内定0は珍しくありません。
高学歴や高職歴、ハイレベルなポートフォリオがあればこの状況は脱却できますが、それを持っていない方も多いかと思います。
今回は、1社目の内定が獲得できない場合の対策とNG例を紹介します。
1社目の面接で苦戦している方の参考になれば幸いです。
未経験エンジニアで1社目の内定が出ない場合の対策3ステップ
STEP1:報酬を下げる
真っ先に検討するのが報酬を下げることです。
この報酬というのは「リモートワーク」や「残業0」などの非金銭的報酬を含みます。
基本的に独学経験には市場価値はつきません。
全ては実務経験でのみ評価されるものです。
ハイレベルなポートフォリオや高学歴は参考程度にしかならないのです。
1社目で高収入でフルリモートかつフルフレックスのような働き方は不可能だと割り切った方が良いです。
勉強することも多いので、残業が多いのが普通です。
心配する必要はありません。
良質な実務経験を1年詰めれば、かなり融通の効く会社が選べるようになるからです。
1年目から目先の利益にとらわれない事が大切です。
1社目の1年間は修行と割り切るのが、転職成功のコツです。
STEP2:雇用契約を下げる
報酬を下げても転職先が決まらないこともあります。
その場合は雇用契約を下げるがお勧めです。
具体的には
・正社員でダメなら契約社員
・契約社員でダメならアルバイト
といった感じです。
正社員でないとクビになるリスクはついて回ります。
が、実務経験という最も価値のある資産を獲得できます。
正社員にこだわる必要はありません。
スタートは契約社員でもアルバイトでも全然OKです。
STEP3:職種の難易度を下げる
雇用契約を下げても内定が獲得できない場合があります。
独学レベルでつまづいてしまうこともあります。
その場合は職種の難易度を下げることをお勧めします。
具体的には
・フルスタックエンジニアでダメならフロントエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニアでダメならWebコーダー
といった感じです。
Webコーダーで就職してからフロントエンドエンジニアにキャリアアップすれば良いのです。
フロントエンドエンジニアからフルスタックエンジニアにキャリアアップすれば良いのです。
キャリアアップは就職後でも良いのです。
独学フェーズを早く終わらせることが大切です。
未経験エンジニアで1社目の内定が出ない場合のNG行動2選
NG行動1:SESからのスタート
理由は実務経験を獲得できない可能性が極めて高いからです。
修行と称して無関係の営業職に飛ばされることもあります。
未経験なのに即戦力エンジニアとして派遣され、まともな教育を受けれないこともあります。
上記の状況に嫌気がさして早期退職すれば職歴に傷がつきます。
雇用条件を下げてでも実務経験を獲得することが大切です。
雇用条件を選ぶのは1年間の実務経験を獲得した後にするのがお勧めです。
NG行動2:サロンやスクールに重課金
良質な独学経験を獲得したところで市場価値は上がりません。
最低限のITスキルを獲得できたならサロンやスクールに重課金する必要はありません。
お金を払ってでも実務経験を積んだ方がマシです。
悪質なサロンやスクールは生徒を長期滞在させて収益を上げます。
そのために「正社員で自社開発スター企業への入社」こそが正義であるというポジショントークが横行しているのです。
独学経験よりも実務経験を積みましょう。
1日でも早くお金を払う側からもらう側になる事が大切です。
まとめ
・大切なのは実務経験よりも独学経験です。
・目の前の報酬よりも、良質な実務経験を獲得し、1年後に転職しましょう。