アルバイトエンジニアとは？
アルバイトエンジニアとは雇用契約を結び、有期契約で働くエンジニアを指します。
【よく比較される雇用形態】
フリーランスエンジニア：業務委託契約を結び、有期契約で働く
正社員エンジニア：雇用契約を結び、無期契約で働く
アルバイトエンジニアのメリット
入社のハードルが低い
正社員エンジニアになりたいものの、なかなか内定がでないこともあります。
そんな時はアルバイトとして入社するのがお勧めです。
アルバイトは有期契約のため、会社としてはダメだったら契約を延長しなければ良いのです。
そのため、とりあえず雇ってみることが可能なため、入社しやすいです。
いつまでもスクールやサロンで勉強はお勧めしません。
市場で評価されるのは実務経験が全てだからです。
正社員登用がある
アルバイトで十分な実力を示すことができれば正社員登用の提案を受けることがあります。
会社としても人柄や実力を把握できてるので、安心して正社員として雇えるのです。
一般的には半年後か1年後のタイミングで正社員になることが多いです。
正社員登用の提案が来ないこともあります。
自分から「正社員にしてもらえませんか？」と交渉しましょう。
上司のサポートが受けれる
アルバイトエンジニアは育成を前提とした採用が多いです。
そのため、大抵の場合上司のサポート受けながら開発を進めます。
わからないことがあったら聞くことができるので、成長が早いです。
上司に頼りすぎると自走力がないと見なされ、契約終了となるので注意しましょう。
条件を満たせば、社会保険や厚生年金に入れる
アルバイトであっても出勤日数などの条件を満たせば、社会保険や厚生年金に入れます。
将来受け取れる年金や万が一の保証が手厚くなるので、無視できないメリットです。
扶養家族が多い場合このメリットは大きいです。
アルバイトエンジニアのデメリット
収入が低い
育成を前提として雇われるため、給与は低い傾向にあります。
最低賃金の会社も多いです。
貯蓄がないせいでアルバイトエンジニアを諦め、SESの正社員になる人も多いです。
実務未経験者の場合SESはとても危険なので、お勧めしません。
【対策】
半年や1年この収入でも、生活できるだけの貯金を用意しておきましょう。
首になるリスクが高い
アルバイトは有期契約のため、簡単に契約終了ができます。
収入がいつ途絶えるか、わからないことがデメリットです。
【対策】
いつ契約終了になっても大丈夫なように、貯金は用意しておきましょう。
重要な仕事は任されない傾向
アルバイトエンジニアはいつまで会社にいるかわからない人材です。
そのため、PMなどの重要な仕事は任されない傾向にあります。
ただSESと違って、IT無関係の仕事ばかりやらされるリスクはとても小さいです。
目の前の小さな仕事をこなしていけば、正社員登用の話がきて、重要な仕事にも着手できます。
【対策】
正社員登用を狙いましょう。そのためにも小さなIT雑用も全力でこなしましょう。
アルバイトエンジニアにお勧めな人
正社員になれなかった実務未経験者
正社員の内定がいつまでもでない場合はアルバイトエンジニアがお勧めです。
いつまでも実務経験が積めずに、スクールやサロンやSESに搾取され続けるよりマシです。
学生や主婦
プログラミングとはいえ、アルバイトなので学生や主婦の方にもお勧めです。
単純作業を無限に続けるよりも、スキルアップやキャリアアップに繋がります。
まとめ
正社員になる実力も時間もあるのに、アルバイトを選ぶ人は見たことありません。
アルバイトエンジニアは正社員エンジニアの、下位互換と言って差し支えないでしょう。
アルバイトで働く場合は、常に正社員登用か正社員転職を意識しておきましょう。
