目次
はじめに
今回はWebpackで作成したReactアプリにeslintを導入する手順について説明します。
開発サーバーを起動中に、ミスがあればエラーを表示してくれるのでとても便利です。
前提
WebpackでのReactの開発環境構築が完了しているのを前提としています。
手順
eslintのインストールと初期設定
yarn add -D eslint
上記のコマンドでeslintのインストールを行います。
yarn eslint --init
上記のコマンドでeslintの初期設定を行います。
いろいろ聞かれるので今回は上記の様に回答します。
{
"env": {
"browser": true,
"es2021": true,
+ "node": true
},
"extends": [
"eslint:recommended",
"plugin:react/recommended"
],
"overrides": [
],
"parserOptions": {
"ecmaVersion": "latest",
"sourceType": "module"
},
"plugins": [
"react"
],
"rules": {
+ "quotes": "error"
}
}
ルート直下にある「/.eslintrc.json」を上記の様に修正します。
これがないと不要なエラーが出てしまいます。
Webpackでeslintが起動する様に設定する
yarn add -D vite-plugin-checker
上記のコマンドでWebpack上でeslintを使う時に必要なライブラリをインストールします。
const HtmlWebpackPlugin = require('html-webpack-plugin');
+ const ESLintPlugin = require('eslint-webpack-plugin');
module.exports = {
module: {
rules: [
{
test: /\.(js|jsx)$/,
loader: 'babel-loader',
options: {
presets: ['es2015', 'react']
}
}
]
},
plugins: [
new HtmlWebpackPlugin({
template: './public/index.html'
}),
+ new ESLintPlugin()
]
};
上記の様にルート直下にある「webpack.config.js」を修正します。
確認
yarn start
上記のコマンドでWebpack上でeslintが起動しているか確認しましょう。
上記の様にeslintのエラーが表示されれば成功です
補足
上記の様に表示されているエラーは「ダブルクオートを使うべきところでシングルクオートを使ってるよ!」って内容です。
指示通りに「/src/index.js」のダブルクオートをシングルクオートに書き換えれば改善されます。
おまけ
Viteで作成したReactアプリにeslintを導入する
【はじめに】 今回はViteで作成したReactアプリにEsLintを導入する手順について説明します。 開発サーバーを起動中に、ミスがあればエラーを表示してくれるのでとても便...
ファイルを保存時にeslint-watchで自動修正する@React
【はじめに】 「ファイルの変更を監視し、自動でeslintを走らせ修正したい。」 今回はeslint-watchというライブラリを使用し、自動でファイルの監視と修正を行います。...